Tりんの気持ち
浮気をした事ではもう私自身はカンカンなんだけど、
もうやってしまった事はしょうがない。
Tりんは今日、もう殴られる覚悟をしてきた”と言っていた。
私もそのつもりで来い”と言った。
だけど、顔を見たら殴れなかった。
思いっきり殴ってやりそうな顔をして、握りこぶしを作ってやった。
頬を出してきたので、とりあえず軽くほんのチョン”とはたいてやった。
私の部屋に置くゴキブリ団子とフルーツゼリーを買ってもってきていた。
「あんた一筆書いてくるって言ったのは?!

「あんたがもういらん!許さん!」って言ったから書いてこなかった”と(-"-)。。。
もう私のうちには入れたくなかったから、外で話をしようと私が言ったので
それから車の中で話をした。
Tリンが私を縛ってる事がわからないのか?と言ったんだけど、
やはりTりんには伝わらない。
Tりん自身は逆に私を縛りたくないから、好きにしろと、
他の男ができたらそっちに行けと言ってきた”と、、、。
だけど、長年いて、私がそんな事が出来る女かどうかなんて本当はわかってるはずだ。
Tりんはわからないふりをしてるだけだ。
ずるい事はもう許さない!と言ってやった。
私と知り合うまでに、それなりに女性とだって付き合いもあっただろうし、
結婚しようか?”という話までなった女性だって一人くらいはいただろう。。。
だけど、別れる時、自分から別れを切り出した事があるのか?って、、、。
「あんたは自分から別れを切り出す勇気もないし、その淋しさを堪える事もできないから
相手の出方ばかり見て、連絡がなければ自分からは連絡もせずほったらかしで自然消滅。
そんな風にやってきたんだろう!
だからこんな私みたいな白黒きっちりケジメつけなきゃ気が済まない”ような女を
今頃神様があたえたんだ!」って、、、。
Tりんは私の事が好きだと言った。
今日も将来の事をきちんと考えていくと、ずっと前から考えていた”と言った。
「あんたがヨボヨボになった頃に籍入れられてもしょうがないわ!!」と泣いてやった。
私はTりんが男性であるうちに、私がまだ女性であるうちに一緒になりたいんだ。
母が亡くなった時だって、抱きしめてほしかった。
私は一人ぼっちでほんとに孤独だったじゃないの!って。
Tりんはまだ両親とも健在でわかんないだろうけど、
最初の旦那はおばあちゃん子で、私も何度かお会いした事があったが、亡くなった時は
旦那は一晩中泣きながら、私を抱いた。
私も旦那にしてあげれる事はそれしかないと思ったし、一晩中旦那が泣きやんで疲れ果てるまで
旦那を受け入れた。
私は男ではないし、もう四十女だし、そこまでは思っていないが、
すごく淋しい思いの時に、女性じゃなくやはり男性の腕に抱きしめられたかった。
Tりんは鈍感でそんな事全然考えも及ばずに、手すら握ってくれなかった。
そういう所で私はずっと淋しさを感じてきた。
今日、もう恥もプライドも捨ててそういう気持ちを全て(ほとんど)打ち明けた。
ほんとにわかってくれたのか変わってくれるのか、もう私はわからない。
だけど、これからは楽しい時間にしてく”と思い出いっぱい写真も撮ろう”と言ってくれた。
今回の女性遊びは私の中のわだかまりは、そんな簡単には消えない事を伝えた。
風俗遊びも許さない”と言ったら、とりあえずわかったような事を言ってくれた。
私もバカかもしれない。
いや、バカだと思う。
だけど、もう少し我慢してみる。
